糖尿病の原因とは?甘いもの以外も気を付けるべき?

糖尿病
糖尿病の原因とは?甘いもの以外も気を付けるべき?

糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが十分に働かないために、血液中のブドウ糖が多くなる病気です。私たちが食事から摂取する糖質などの炭水化物は、小腸で吸収される際にブドウ糖に分解されます。このブドウ糖の血中濃度のことを血糖値と言い、健康な人でも食事をすると血糖値は上昇します。通常はインスリンが血糖値を下げることで一定の範囲におさめています。しかし、糖尿病の方は様々な理由からこの血糖値が下がらない状態になるため、いろいろな症状に悩まされ、さらに病気が進行すると日常生活に支障をきたすことにもなりかねません。
このページでは、そんな糖尿病の種類や原因、予防法についてご説明します。

糖尿病の症状とは?

糖尿病は一般的に、次のような症状があらわれます。

・喉が渇く
・多尿になる
・疲れやすくなる
・特別なことをしていないのに体重が減っていく

そして、糖尿病が重度になってくると以下のような合併症を起こす可能性が高くなります。

・網膜の血管が傷つき、視力低下や失明の恐れ
・四肢の痺れや麻痺、潰瘍、壊疽
・腎臓障害

また、治療をせず放置すると意識障害など重篤な症状が出てくる危険性があります。しかし、糖尿病が軽度の場合には自覚症状がないことも多く、病気が進行して発覚した時には即入院、ということもしばしばあります。

糖尿病の種類と原因は?

冒頭でも述べた通り、糖尿病はインスリンがうまく働かず、高血糖の状態が続くことで発症する病気ですが、ではなぜ血糖値が調節できなくなってしまうのでしょうか。糖尿病は4つの種類に大別されていて、それぞれ原因が異なります。

1型糖尿病

比較的若い人に多くみられ、急激に症状が出て発覚するタイプです。
インスリンを作っているβ細胞という細胞が壊され、膵臓からほとんどインスリンが分泌されなくなることが原因で、血糖の調整ができなくなります。そのため、血糖値を良好にコントロールするためにインスリン注射が必要になります。
β細胞が壊されてしまう原因ははっきりとわかっていませんが、免疫反応が正しく働かず、正常な細胞を攻撃してしまうことが一因ではないかと考えられています。

2型糖尿病

中高年に多くみられ、自覚症状がないままゆるやかに進行するタイプです。
遺伝的因子や環境的な影響(生活習慣)により、インスリンの分泌や働きが低下してしまうことが原因で血糖値の調整がうまくできなくなります。日本人の糖尿病患者では、9割以上を占めるのがこのタイプです。
生活習慣では、甘い食べ物や飲み物をとり過ぎる以外にも、主食である炭水化物(糖質)の食べ過ぎや、運動不足、睡眠不足などが発症の引き金になると言われています。

特定の機序や疾患による、その他の型の糖尿病

糖尿病とは別の病気や治療薬の影響により、糖尿病が引き起こされるタイプです。

妊娠糖尿病

妊娠によるホルモン変化で発症するタイプです。
妊娠糖尿病は赤ちゃんにも影響があるため、産院に入院や通院することで血糖管理を行います。出産後には血糖値が元に戻ることが多いのですが、妊娠糖尿病を経験した方は将来的にみて糖尿病になるリスクが高いとされています。

自分でできる糖尿病の予防法とは?

日本人の糖尿病患者の9割以上を占めている2型糖尿病は、食べ過ぎや運動不足による肥満など、生活習慣の乱れが大きく影響していると言われています。そのため、予防にはまず生活習慣の改善が重要です。

バランスに配慮した食事

血糖値には食事から摂取した糖質が直接関係しますので、予防には食事管理が欠かせません。糖質の高い甘いお菓子や炭酸飲料に限らず、食べ過ぎや脂肪の過剰摂取に注意し、適正なカロリー内でタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよくとることが非常に大事です。

適度な運動

運動をすることで筋肉がブドウ糖を消費し、血糖値が低下します。また、運動を習慣にすることでインスリンの働きがよくなるため血糖コントロールに役立ちます。

十分な睡眠

近年、睡眠と糖尿病の関連についての研究が進められています。睡眠をしっかりとって体力を回復しストレスを和らげることは糖尿病に限らず健康維持に必要不可欠です。

「卵酢」が糖尿病の予防・改善を後押し!

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今できる予防から始めましょう

糖尿病は一度発症すると、継続的な管理や治療が必要になるため、予防が何より大切な病気です。
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