三大生活習慣病とは?その種類や原因、治療方法を紹介

生活習慣病

三大生活習慣病とは?その種類や原因、治療方法を紹介

生活習慣病の中で特に「がん(悪性新生物)」「心疾患」「脳血管疾患」は三大生活習慣病と呼ばれており、偏った食生活、睡眠不足、運動不足、喫煙や飲酒などの生活習慣が発症の原因と深く関わっていると考えられています。中高年以降の男女に起こりやすく、進行すると死につながる病気です。

がん(悪性新生物)が発症する原因と治療法

がん(悪性新生物)は、正常な遺伝子に何かの原因で傷が付くことによって起こります。がん細胞が増殖するとかたまりになり、進行すると組織の圧迫や正常な細胞が壊されていき、身体の痛みや機能障害を引き起こします。

がんの治療方法

がんの治療には、手術、薬物療法、放射線治療があります。
手術では、悪性の腫瘍部分を外科手術によって切除します。薬物療法は、飲み薬や点滴などによる定期的な薬物投与によってがん細胞の増殖を抑えます。放射線治療は、がん細胞に放射線を照射することで、増殖を抑制する方法です。

がんと生活習慣との関わり(発生要因)

がんは部位により細かく分類されますが、喫煙や飲酒、食生活や運動などが関与しているといわれます。
<誘因となるもの>
喫煙:肺がんなどの原因と報告されている
飲酒:口腔、咽頭、食道、肝臓のがんなどのリスクを上げる
高塩分食品:胃がんのリスクを上げる「可能性が大きい」
※運動は結腸がんのリスクを確実に下げるという報告がある
(運動は、肥満の解消、血糖を下げる、免疫機能を増強させる、などに効果的)
参照:国立がん研究センター
https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/factor.html

心疾患が発症する原因と治療法

心疾患とは心臓や心筋(心臓の筋肉)に関係する疾患の総称です。人の心臓は、毎日10万回以上も収縮と拡張を繰り返し全身に血液を運んでいるのですが、その心臓を動かしているのが心筋です。しかし、血管が細くなり血液が流れにくくなる「狭心症」や血管が詰まって血流が停止する「心筋梗塞」により心筋へ充分な酸素が供給されないと、心臓が正常に動かなくなり最悪の場合停止してしまいます。このように、心臓の酸素不足が原因で起きる疾患を虚血性心疾患といいます。

虚血性心疾患の治療方法

軽度の場合、内服薬で治療します。動脈硬化の診断を受けた場合は、運動療法や食事療法が基本となります。それで効果が見られない場合、薬物療法や手術になることもあります.

虚血性心疾患と生活習慣との関わり(発生要因)

<誘因となるもの>
動脈硬化
病気の発症や進行に大きく関わる動脈硬化は、加齢、肥満、高血圧、高血糖、脂質代謝異常などで促進します。

脳血管疾患が発症する原因と治療法

脳血管疾患とは、脳動脈に何らかの異常が起きて起こる病気の総称です。主な脳血管疾患には、「脳出血」と「脳梗塞」があります。
脳出血は、高血圧による血管への負荷が原因でもろくなった脳血管が破れ出血することです。出血した血液は血腫となり脳細胞を破壊します。
脳梗塞は、血液が詰まり血栓ができることで血流が悪くなり、血液がいかなくなると脳細胞は壊死します。

脳血管疾患の治療方法

脳出血の場合、血圧を下げる薬による血圧コントロールが基本です。合わせて脳の浮腫をとる薬を使用しながら血腫を小さくしていきます。脳梗塞には、血液のかたまりを溶かす薬や血液がかたまらないようにする薬、脳を保護する薬などによる薬物治療が行われます。
脳血管疾患は、死亡率のほかに、何らかの後遺症を残す人が多いという点で恐ろしい病気です。

脳血管疾患と生活習慣との関わり(発生要因)

<誘因となるもの>
動脈硬化、高血圧、高血糖、脂質異常、内臓脂肪型肥満、不整脈などが誘因となり、
喫煙、運動不足、多量の飲酒、ストレス、睡眠不足などがその引き金となります。
参照:全国健康保険協会
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/

三大生活習慣病は予防することができる!

三大生活習慣病は、症状が進行すると死につながることもある恐ろしい病気ですが、生活習慣を見直すことで発症リスク(病気にかかる確率)を減らすことができるのです。

共通する改善ポイント

適度な運動を習慣づける
動物性脂肪を控え、青魚などを積極的に食べる
高コレステロールの食品を控える
塩分を控える
新鮮な野菜や果物を積極的に食べる
飲酒は適量にする
禁煙する
ストレスをためない
適正な睡眠・休養をとる
食生活では「酢」が生活習慣病の予防や食事療法に効果的な食材として注目を浴びています。酢に含まれている酢酸という成分は、血圧やコレステロール値の上昇を抑え、内臓脂肪を減らす効果があると認められています。

酢に卵を溶かした“酢卵”で健康効果がUP

そんな酢の健康効果を、さらに高めたいのなら“酢卵(すたまご)”に挑戦してみましょう。
酢卵とは、古来より民間に伝わる健康食の一つです。
1.ビンに入れた米酢やりんご酢に、洗った卵を1個~2個漬け、冷蔵庫で3・4日保管する
2.酢の酸で卵の殻が溶けたら箸で薄皮だけを取り除く
3.残った卵黄と卵白をビンの中の酢と混ぜ合わせる
4.粗目の網で裏ごしして完成
酢卵は、高血圧やコレステロール値、内臓脂肪を減少させる「酢」効果に加え、卵の殻に含まれるカルシウムにより骨粗鬆症の予防にも適しています。

高品質な酢卵を手軽に摂取できる「卵酢」

酢卵に興味はあるけど、作るのが面倒、衛生面が心配、品質にこだわりたい、そんな方には松本ファームの「卵酢(らんず)」という製品がおすすめです。「卵酢(らんず)」は、原料に栄養価の高い希少な烏骨鶏(うこっけい)の卵を使用しています。カルシウムをはじめ烏骨鶏の栄養素が豊富に含まれています。また、酵素には何十種類もの野菜や果物のエキスが凝縮されているので栄養バランスも抜群です。合成着色料や保存料などは一切使用せず、合計40回以上もの工程を経て丁寧に作られています。また、手作りの酢卵は強烈なにおいと味で飲みにくいのですが、「卵酢(らんず)」は飲みやすさを追求して作られているため毎日続けやすいのもポイントです。
生活習慣の改善はもちろん、酢卵、「卵酢(らんず)」を上手に生活に取り入れて、三大生活習慣病にかかりにくい身体を作りましょう。