血糖値を気にするなら飲み物に注意

血糖値
血糖値を気にするなら飲み物に注意

2016年に行われたわが国の「2016年国民健康・栄養調査」(厚生労働省)では、糖尿病が疑われる成人の推計が1,000万人を超えました。特定健康診査の実施によって糖尿病予備群は減少しましたが、高齢化の影響もあり糖尿病患者数は増加の一途をたどっています。
50代男性の3人に1人以上が肥満とされる昨今、食事の内容を見直す必要性を考えている方も多いのではないでしょうか。
ここでは血糖値を気にしている方に、糖尿病と飲み物の関係についてご紹介します。
(参照:http://www.dm-net.co.jp/calendar/2017/027369.php)

糖尿病とは

糖尿病とは、何かの原因で血糖値の調節がうまくできなくなり、高血糖の状態が続く病気です。膵臓から出るインスリンというホルモンは、血液中のブドウ糖、いわゆる血糖を一定の範囲内にコントロールする働きを担っています。体内に取り込まれた糖質は消化されてブドウ糖となり、エネルギーとして有効に使われますが、インスリンが十分に働かないと血液中のブドウ糖が増えてしまい、血糖値が高くなってしまいます。
日本人は世界的に見ても糖尿病にかかりやすいといわれていますが、これは日本人を含む東アジアの人々がその他の国の人と比べてインスリン分泌の能力が低いためであるとの報告があります。(米国糖尿病学会(ADA)が発行する「Diabetes Care」より)
(参照:http://www.dm-net.co.jp/calendar/2013/020683.php)

糖尿病の症状

軽度の糖尿病であれば自覚症状が見られないこともあり、発見が遅れてしまう危険性があります。以下のような自覚症状が現れた場合にはすでに糖尿病が進行している恐れがあります。

・尿の量や回数が増える
・喉が渇き、水分をたくさんとるようになる
・疲労を感じやすくなる
・体重が減少する

糖尿病と飲み物の関係は?

糖尿病を発症すると食習慣の改善指導を受けることがありますが、飲み物にも注意が必要です。

炭酸飲料やスポーツドリンク

砂糖は血糖値への影響が大きいため、砂糖が多く入った清涼飲料水を多量に摂取することで高血糖になりかねません。炭酸飲料やスポーツドリンクには砂糖が含まれるものが多くあります。暑い日や運動した後に喉が渇いたからといって、一度に多量に飲むのは控えましょう。

野菜ジュース

野菜の栄養素が手軽に摂取できると人気の野菜ジュースですが、飲みやすくするために果汁が加えられているものも多くあります。果物によっては糖質の高いものもありますので、砂糖が添加されていないからと油断していると、果糖によって糖質をたくさん摂取してしまう可能性があります。また、野菜ジュースは野菜そのものよりも吸収が速いので、血糖値を急に上昇させてしまう恐れがあります。野菜は固形のままよく噛んで食べるとゆっくりと吸収されるので、血糖値が急に上がることはなく、また満腹感が味わえます。

ヨーグルト飲料

ヨーグルト飲料は良質なたんぱく質やカルシウムや乳酸菌などが摂取できますが、カロリーが高く糖質を含むため注意が必要です。糖質の表示を確認して選ぶようにしましょう。

ゼロ飲料・ひかえめ飲料

カロリーや糖質を気にせず飲めるとして、多くのメーカーからゼロやオフと表示される飲料が発売されています。
しかし表示には栄養表示基準に基づく定めがあります。また、たとえ砂糖が含まれていなくても、食品や飲料そのものに含まれている炭水化物や脂質などが血糖値に影響する場合もあります。

<飲料の成分表示の見かた>
無、ゼロ、ノン、レスなど含まない旨の表示
100ml当たり→熱量 5kcal未満 糖類 0.5g未満

低、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフなど低い旨の表示
飲料100ml当たり→熱量 20 kcal以下、糖類 2.5g以下

糖質ひかえめとあっても多量に飲んでしまうと、糖質過多になってしまうので注意しましょう。
参考:厚生労働省【栄養表示基準に基づく栄養成分表示】
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/hyouziseido-5.html

「卵酢」で血糖値が下がる?

古来より薬として重宝されてきた、「酢卵(すたまご)」という飲み物があります。
その名の通り酢と卵によって作られたもので、雑誌など複数のメディアで特集が組まれるなど、その健康効果が注目を集めています。
中でも松本ファームが独自に製造する酢卵「卵酢(らんず)」は貴重な烏骨鶏の卵を使用し、種類豊富な酵素を加えているため、より効率よく栄養素を摂取できます。卵酢によって血糖値によい影響が現れたという体験者の声もあります。食事が不規則な方、偏食がちで栄養を十分にとれない方、インスタント食品や加工食品を食べることが多い方などにおすすめです。

酢と卵の働き

酢に含まれるクエン酸などの有機酸には、エネルギーの生成を助けて体の代謝を活性化し、疲労回復をサポートする働きがあります。
一方の卵は健康なひよこを育てるための栄養素がすべて含まれており、完全栄養食品とも呼ばれています。メチオニンやビタミンE、レシチン、亜鉛など栄養素の種類も豊富でその働きも多様ですが、レシチンは、細胞膜の重要な成分であり、脂質の代謝を活性する働きもあります。

松本ファームの「卵酢」ならではの特長

松本ファームの「卵酢」には何十種類もの野菜や果物から抽出した豊富な酵素が栄養素の吸収を助けてくれます。
また、烏骨鶏の卵の殻をそのまま使用することで、不足しがちなカルシウムを効率よく摂取できるので、家族や健康志向の方へのプレゼントにもおすすめです。
合成着色料や合成保存料を一切使用せず、安全性に配慮しているのも「卵酢」卵酢ならではの魅力です。

糖尿病予防は日々の積み重ねが大切

糖尿病は自覚症状が出る段階では糖尿病がかなり進行していることが多いため、普段から気を付けて生活することが大切です。
なにげなく飲んでいる飲み物の糖質量をチェックしてみれば、想像以上に糖質を摂取していることに気付くかもしれません。
食習慣を見直しつつ「卵酢」などの健康食品を上手に取り入れながら、無理なく糖尿病予防に努めましょう。